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季節は秋を迎えようとしていました。
織撫の母、西王母(せいおうぼ)が2人の関係に気付きました。
織撫「西王母様 お呼びですか?」
西王母「織姫、そなた下界へ頻繁に降りているそうですね。どういうつもりです?」
織撫「申し訳ございません、西王母様。地上が あまりに美しいので…お許し下さいませ。」
西王母「男と会っているそうではないか。そなたは西王母の娘の天女でございますよ。自覚は お有りか。」
織撫「あの お方は地上で私を守って下さっている優しい お方ですわ。いろんな事を教えて下さいます。」
織撫は夏彦をかばいました。
しかし それは、気の短い西王母の怒りをあおりました。
「そなた特別な想いを抱いておるな!人間ごときに 許せぬ!!」
織撫「ち…違います、罰するなら私を!」
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