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その頃・・・前回の特務隊によって強制診断された特殊部隊の基地では・・・
「副司令、報告したいことが・・・」
「どうした?」
副司令官私室と書かれた部屋の中には前回の大戦で特務隊とともに戦ったアルフレッド副司令が部下の質問に答えていた。
「はっ。実は弾薬庫から最近開発された新型弾であるDP弾とそれに対応する重火器が大量に無くなっていたのですが・・・」
「なんだと!なぜ今まで報告しなかった!」
アルフレッドは隊員に詰め寄った。
「い・いえ、実は武器庫にある非常用の脱出通路を使って昨日の晩から未明にかけて運び出されていたらしく、発見に時間が掛かりまして・・」
「なに・・・ま・まさか・・・」
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