序章 悪夢再び

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国防大臣が依頼してくるということはかなりのことである。てかありえねぇよ普通… 「質問よろしいでしょうか?」 特務隊のトップの一人である、ラッツが手を挙げた。 彼も全大戦で活躍した一人である。 「どうぞ」 「普通我々に依頼に来る方は大抵部隊内の真面目隊員のなかでの最上位の方と決まっていました。しかし今回は何故トップ中のトップである大臣が依頼人として来たのですか?」 この質問に大臣はかなり苦渋に満ちた表情を浮かべた。 そして、それを見た特務隊員達はすべてを悟った。 『今回は全員が不真面目隊員か』 と… どんな特殊部隊なんだろうか…
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