狂い

10/10
前へ
/40ページ
次へ
恵美『あの時言ったのは、浅田君をアンタに盗られないためだよ…』 そんなの…ズルイ。 私…そんな事言われなかったら、とっくに浅田君の彼女だったかも知れないのに… 千里『…最低。』 私は恵美を置いて映画館へと走って行った。 映画館の外で浅田君は待っていた。 千里『浅田君…』 私は恵美に言われた事を全て話した。 浅田『そうだったのかぁ…』 浅田君は私を申し訳なさそうに見ていた。 千里『浅田君…私と付き合ってくれる?』 浅田君は私に笑って『もちろん』と言った。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

890人が本棚に入れています
本棚に追加