妬み

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千里『お待たせぇ!』 浅田『おせぇよ秋山~』 私達は付き合って何日かたつのに未だに名字で呼び合っている。 千里『ゴメンねぇ~ねぇコンビニ行かない?』 浅田『いいよ。』 浅田君は私の手を握って歩き出した。 私は嬉しくてたまらない。 こういうのを幸せって言うのかな… 私は視線を感じて後ろを振り返った。 恵美が一人でトボトボ帰りながら私を睨んでいたのだ。 私はそれにフンッと笑って浅田君の腕に抱きついた。 恵美は血相を変えたが何も言わずに走って行ってしまった。 いい気味…
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