妬み

8/8
前へ
/40ページ
次へ
千里『…いいの?』 私はおずおずと聞いた。 浅田君は、私の頭をポンと触りながら言う。 浅田『当然じゃん。』 私はニッコリ笑った。 私は浅田君に安心させられっぱなしだ… 浅田君だってきっと恵美に迷惑しているのに。 ―私も…決着をつけなくちゃ―… 私は決心した。 この決心は既に歪んでいるとも知らずに。 千里『浅田君…私達はずっと一緒、だよね?』 浅田『もちろん。』 ずっと一緒なら…いいの。 好きな人と居れればそれでいい。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

890人が本棚に入れています
本棚に追加