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次第に恵美の体は内臓も何もかも全て壊れ、赤い塊になった。
千里『恵美…こんなになっちゃったね。』
…ピーンポーン…
チャイムの音に私はゆっくり振り返る。
千里『…どうぞ。』
ガチャッと戸が開き、浅田君が入って来た。
入った途端にアッと驚いた様に目を見開き、青ざめた。
千里『浅田君…よかったね…私達の邪魔者が今こんなになったんだよ。』
浅田君はワナワナと震えて、目を見開いたまま動かない。
千里『…どうしたの…?ねぇ…?』
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