TЯAP 6

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「そんなこと今更説明されなくてもわかってるわよ」 アメの声のトーンがどんどん低くなっていく。 「何でアンタが持っていたはずの銃を、さとみちゃんが持ってるのよ」 「いつオレが持ってるなんていった?」 「!!?」 アメはその一言で「……あぁ…そーゆーこと」と、小さく呟いた。 「ちょうどその後だ。『小野寺が沢咲に銃を渡した』のはな」 そう。 その時に私は萩野の作戦に組み込まれたのだ。 マヤが一人で私達の所に戻ってきた後に起きた爆発。その時、それに紛れてマヤは私の懐に入り、服の中に隠していた銃を私達のスカートの中に押し込んだ。 足を怪我をしていたから、立ち上がる必要はなくアメは気づかなかったのだろう。
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