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「どうした八千草?オレが生きてるのが腑に落ちない様な顔だな。通話が途切れたぐらいで死んだと思ったのか?それにオレの失格通知は届いてないはずだが」
「…………」
「なんだったら初めから説明してやろうか?」
「…………くっ」
さっきまでまるで余裕な顔の、アメが急に顔色を変えた。
私は何故だかふと気になってしまった。
「沢咲のくだらない推測の爆弾魔(ボマー)機械説から説明してやる」
勝手に話を進められた上に、カチンとくる一言で説明は始まった。
「最初の開始時のメールではこう書いてあった」
『もし誤って、爆弾魔(ボマー)以外のプレイヤーを撃ってしまった場合、ペナルティとして、支柱に仕掛けられ爆弾6機の内ランダムで一つ爆破する』
「もし爆弾魔(ボマー)が機械ならば『誤って』などと書く必要性がない。機械と人を誤る訳がないからな」
何故か私の心にグサリと刺さった気がした言葉だった。
萩野め……
「それに八千草は疑問も持たず賛同した。探索の隙を狙って脱出しようとでも考えたんだろう」
「ええ、そうよ。それで終わらせるつもりだったわ」
萩野はそこまで読んでいたなんて、本当に恐ろしいヤツだ。
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