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ドォオオオオオンッ!!!
「!!?」
突如また体育館の爆弾が爆発した。
「なんで!?確か起爆スイッチはもう…………」
確かに起爆スイッチはここにある。
なのに何故爆発が……!?
「…………クソッ!ゲームが終わったらさっさと出て行けってことかッ!?」
萩野は歯を噛み締め舌打ちをする。
爆弾が同時に爆破したのか、体育館の巨大な天井がうねりを上げて私たちに襲いかかってくる。
「天井が落ちてくるよぉー!!」
「小野寺!!沢咲!!扉まで走れ!!」
マヤは「うん!!」と、言う言葉とともに走って行った。
だが…………
「八千草はオレが運ぶ!!沢咲も早ッ…………!!?」
萩野も気が動転していたのか、私を見てハッと、そのことに気づく。
私が、怪我をして。立ち上がれないことに。
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