第3章【部屋割り】

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部屋の前に着くと、なぜだか緊張してしまった。 「………いいね細川さん……開けるよ?」 「らじゃー!!隊長頑張って!!」 「……何を頑張れと?」 「え?それはこうやって開けるのだよ!!」 ───ガチャリ。 「よし!!和樹隊員、突撃ぃ!!」 彩はそう言い残し、部屋の中に入っていってしまった。 (……結局自分で開けちゃったよオイ。つか立場逆転したぞ…) 和樹はしっかりとツッコミを入れてから部屋の中に入った。 部屋に入ると、正面に廊下のびていた。 その両脇に1部屋ずつあり、廊下の先にはキッチン付きのリビングがあった。 リビングにはテレビやテーブル、キッチンには冷蔵庫も完備されていた。 「うわぁ~……スゴいね和樹くん!!」 彩は目を輝かせていた。 「オイオイ……いくら何でもスゴすぎだろ…」 和樹もさすがに圧倒されていた。
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