人生というのは

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病院で貰った薬をのんだ。精神安定剤と睡眠薬 睡眠薬は一日一回と言われました。 どちらも一錠で効かず三錠四錠とふやしていきました 最後は全部無くなるまで全部飲みました まる一日以上寝ていました。 妻から怒りのメールがすごかった…… 車、仕事、書類などどうするかで怒っていた。 『…心配してほしかったな…関係ないのか?』 目が覚めて気付くとまわりには両親がいた。なぜかわからなかった。 どうやら妻が連絡したらしい ふらふらとして立てなかった。歩けなかった。 なにか話しをしていたがやはり記憶がない。私はこの精神状態のなか、治したいのかどうかわからなかった。 甘えかもしれないが私は妻に少しだけでも私の方をみてほしかった。 妻は私がこうなっている状態をうじうじしているとしか解釈しない…辛いのに悲しいのに「いつまでうじうじしてるつもり?」この言葉が悲しかった。辛かった。 私はなりたくてこんな状況じゃない。 そんなふうにしか思われない。また一人で頑張っていかなきゃいけないのか……そんな辛い思いするなら…… また良からぬ考えが頭をよぎる どちらにせよ、私は実感した。 こんな人間いらないんだととにかく助かりたかった。 とにかく優しい声言葉がほしかった。 そう願えば願うほど現実の虚しさをしった 最近私は会話している。三人か四人か…… 私は予感するようになった。恐らく家族はいなくなる。私を見捨てる あれだけ怒っていたから。 『あなたが望む家族はそんなもの?』 「違う」 『お前は助けてほしいんだろ?』 「…どうにかしたいとは思う」 『君は病気なんだよ?』 『なのに誰も心配もしない。というよりしてほしい人がしてくれない』 『しかも家族なんて最初からないんだ、そう思ってるのはお前だけ。』 『だから、ほか家に帰ってきてくれない』 「ちゃんと帰ってくるさ」 『病人のキチガイのとこに?』 『無理でしょう。あなたは見捨てられてるの』 『たすからかいんだよ。』 『いきていくに値しないんだ』
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