第二章 「旅立ち」

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ガチャ 病室の扉が開き医者が入ってくる 「おはようミツル君起きたんだね」 「はい…」 「それでいきなりで悪いんだが…左目は大丈夫かい?」 「左目?…」 「左目を移植したからだ平気ならそれでいい…退院は3日後だから今日は安静にして眠りなさい」 「あっ…はい」 「それじゃあまた後でねミツル君…また後で」 そう言い医者は病室を出て行く 「ふぅ………」 落ち着いたのかまたベットに横になる 意識が無かった時に声がした『メルヒィス』と言うのが気になった そして 「左目…」 自分の手で左目がある場所を触る 包帯で捲かれてあった為目は触れなかった どうして左目の事を気にしたのか? そもそもなんで左目を移植したのか? 頭の中でメルヒィスと左目の事が気になったが眠たくなってきたのか 直ぐに眠りについた
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