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『実ハ私、性別で言うと女性ナンデス』
「…!!
女の子!?」
「よォよォ、ちゃんとやってっかテメェら」
フェイトが教室にハイテンションで入ってきた。
「ふ、フェイト……、ストロークって女の子…?」
「ん、あァ。知らなかったか?」
『実ハマスターモ女性デス』
「…!…!!
フェイトが女の子…!」
ティアは恐る恐るフェイトの胸をつつく。
「柔らか…!」
「おォ、さらし巻いてるけどな」
「─────!!!!」
─────…。
「ぷふぅっ!」
チュンチュンとさえずる鳥の声。
勢いよく起きたところはベッドの上。
「…夢?」
「おーい起きたか?」
「フェイト…。フェイトって女の子…?」
「ハァ?
なに言ってんだお前。悪い夢でも見たか?」
なんだか安心したティアであった。
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