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「さて、これで終了しました。これで怪奇現象は起きないでしょう」
「ありがとうございます!」
「しかし先程言った通り3年後には引越しして下さい。約束を守らなければまた怪奇現象が起きるでしょう」
「わかりました3年後ですね、約束します」
「では、これにてこの依頼を終了いたします。」
「ありがとうございました」
「イエイエ。これが私達の仕事。何も気に病む事はありません。ではこれから貴女の記憶を貰います。そのあとはただ自分の部屋にいるだけです。」
「あれ?私いつの間にか家に帰ったの?」
「任務完了」
「さて、社長。帰りますかねぇぃ」
「そうね。少し疲れたわ」
「今日は外食にしませんか?」
「おや、いつも真面目な朱鷺が外食とは珍しいねぇ~」
「これから作るとなると社長の負担になると思ったからですよ!」
そう、いつもご飯を作っているのは零なのだ。
そのため朱鷺は零の身をあんじて意見したのだ
「そうね、久しぶりに外食に行きましょうか」
「そういえば社長いつも対価に記憶しか貰ってないけど、お金はどうしてるんだぃ?」
「あぁ、記憶を夢買いに売って人間用にお金を持って貰ってるのよ。だから私が記憶を売る対価にお金を貰ってるの。わかった?」
「へ~そうことやってたんだ~」
「記憶しか貰ってないけど、それを夢買いに売りお金を貰う、必然的にお金になるから家計は大黒字よ」
「へ~結構儲かってんだねぃ」
「そうね、依頼人が毎日来るもんだから黒字にもなるわよ。そうだ」
「ん?なんかあったんすかねぃ?」
「いいや、明日午前中に大学の講義があるから、午前中に客きたら本人に住所、名前、生年月日を書かせて控といて、それを見たら透視が簡単にできるから」
「わかりました社長」
「はい!頑張ります!」
翼は仕事モードと普通モードがある。話し方ですぐ集中してるかしてないか
朱鷺はいつも真面目である。
「(まぁ、春香も朱鷺もいるから大丈夫だとは思うけど…心配だ…)」
不安に思いながらも日付は変わる
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