10人が本棚に入れています
本棚に追加
『ダイ…お前はまだ弱い。強なれ!もっとな!』
「ゲホゲホ…くそぉ~(泣)」
俺は悔しかった。
チミちゃんを守られへんかった…
親父に負けた。
『チミ…後はお前等で決めろ!俺はもう何も言わん。』
『わかった…』
『じゃ~な!』
親父は帰って行った。
「チミちゃん…」
『んっ?』
「俺…強なる…(泣)」
『うん(笑)』
チミちゃんはいつもの笑顔で俺に返事をしてくれた。
俺は四中に入る事に決めた。
確かに俺はハッタリだけで生きてきた。
親父はいつも間違った事は言えへん。
それは昔から知ってる。
だから強なる為に四中に入ろう。
俺は鍛えた。
四中で通用する為に…
最初のコメントを投稿しよう!