極道の息子

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『はい。これ!』 「これって…」 『父ちゃんがあげるって☆』 「ナイフ…」 『これドスって言うねん☆父ちゃんが昔使ってたやつ…』 「父ちゃんが…」 『ダイが初めてやって☆父ちゃんにドス突き付けたのん(笑)』 「そっか☆」 『ほら!行っといで(笑)』 「うん!行ってきます☆」 俺は家を出た。 学校までは五分で着くのですぐ着いた。 先生が体育館まで案内してくれた。 指定された席で式が始まるのを待つ。 しばらくして悪そうな奴等がいっぱい入ってきた。 体育館に張り詰めた空気が流れた。 椅子に座ってた先生がマイクで話し始めた。 『それでは入学式を始めます。』 それと同時に俺は寝た。 ドカッ! 俺は何か殴られた様な感覚がして起きた。 不良達に囲まれていた。
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