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「リエ、君のも見せてよ」
さっきまでの緊迫した雰囲気が、一転エロモード全開な流れになったから、俺はそう言ってみた。
リエはほんの少し考えて、俺の耳にグロスで色っぽく光る唇を寄せて言った。
「二人きりならいいよ」
そして何も無かったようにアイスペールに氷を入れてテーブル席へ向った。
その後ろ姿を見ながら
『そうだ、こいつは男だ。変な気を起こしたら大変だ』
と思いなおし、グラスに残った焼酎を一気に飲み干し店を出た。
この回、終了……続く
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