柳生比呂士編

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【甘/恋人】       もし世界が明日終わってしまうなら...   私は貴方の隣に居たい。     『理恵さん??』 「……ん??」 『何か考え事でも??』 「ちょっと…ね」       情事後、彼・柳生比呂士の腕の中で私は考えていた。   もし明日世界の終わりが来るとしたら、このまま彼の隣に、彼に抱かれていたい。 彼のぬくもりを感じながら… この人生を終えられることができるなら…なんて。     『ずっと傍にいますから』 「うん…」 『これに誓って…』     彼は私の左手の光るものに口付けした。
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