一話目~出会い(妹)~

22/23
前へ
/96ページ
次へ
「それでね~!今日、さっそくお友達ができたんだよ~」 「へぇ~良かったじゃない…で、杏ちゃんとは一緒のクラスになれたの?」 「…ううん…離れちゃった」 「あら~残念ね~」 「でも、僕は1人でも頑張るよ~!」 僕はそう言って勢い良くハンバーグを口に入れた すると『かちゃん』とフォークを落とした音が鳴り 「神威…言うようになったじゃねぇか!流石俺と理恵の子だ!この調子だと本当に神にでもなっちまうんじゃねえのか?」 そう言って『わ~っはっは!』と笑っているのは僕のお父さんの櫻樹神蔵で読み方は「さくらぎしんぞう」って読むんだよ? 「僕は人のままがいいよぉ!?」
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3582人が本棚に入れています
本棚に追加