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「昨日、なんだけど…もしかして助けて…くれた?」
「…?ええと…道案内の事でしたらお気になさらずとも…」
…あれ?やっぱり人違いかな…?
「あ、その事もありがとうなんだけど今はその事じゃなくて…昨日の放課後ね…葵ちゃんにすっごくよく似た人に助けてもらったんだ
それで最初は葵ちゃんかな~って思ったんだけど…」
そこまで言った辺りで葵ちゃんは手を口元に当てて考え事を始めちゃった
そして数秒2人の間に沈黙が流れる
「あの、神威さん…」
「なぁに?」
「今日…放課後、屋上まで来て頂けますか?」
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