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「む…」
さっきから彼女は携帯の画面を見ては首をかしげている
僕はその横にいる女の子が気になって仕方がなくて…
…気づけばその子をじ~っと見ていた
女の子もその僕の視線に気づいたのか画面から僕の方に顔を向けた
「ん…?私の顔に何かついているか?」
「あ、えと…そうじゃなくて…その…誰か待ってるの?」
「ああ…ちょっと妹を…しかし、なかなか来なくてな
普段は時間に遅れるような奴じゃないんだが…」
「ぼ、僕も人を待ってるんでちゅっ!」
また噛んじゃった…っ!
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