第一幕 監禁寮

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白い、艶艶した頬へと手を伸ばす。ぴくりと震える感触が、私の皮膚を伝う。柔らかい肌は、外からでは想像もつかない程の熱を持っている 貴女は私の物…… 耐えきれなくなり、そっと少女を抱き寄せる。心臓の鼓動が、伝わってくる。それが、なんだか気持いい 私は少女の髪を撫でる。艶やかな黒くて長い髪が、手にまとわりつく様な感触に、私は思わず感嘆の吐息を漏らしてしまう そういえば、名前をまだ聞いていない。いや、名前なんて聞く必要は無い。名前なんて飾りに過ぎない。この娘の可愛さは、名前なんて必要としないから…… そっと、頬を舐める。とても、甘い……お姉さま、と小さなあえぎ声が聞こえる 実に可愛らしい。こんな時にも、私を、お姉さま、と呼んでくれる
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