二ノ刻 双子巫女

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急いで外に出た。頭の中で流れた映像と同じ道を辿る。古泉はもういなかった。 古泉が着物の女と合流した辺りの路地を曲がると、さらに奥の曲がり角を、着物の女が曲がって行くのが見えた。 女が曲がっていった角を曲がると短い階段が見え、さらに左に曲がる道があった。 道はそこ以外にはなかったので、道なりに進むと、巨大な門を開いて中に入ろうとする古泉がいた。 「待て…待ってくれよ古泉!」    
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