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「ん?」
気付くと私は和也にアームロックされていた。
…死んでしまいます!
私は和也に蹴りを入れて、その場を逃れた。
少し落ち着いて夢の内容を思い返してみた。
おぼろげにしか覚えてないけど
すごく好みの王子様に会う夢だった事は覚えていた。
私は嬉しくなって布団の中でニヤニヤした。
「ん~、ん~。」
次の日、私は渋谷のハチ公の前に座って腕を組み行き交う人を目で追っていた。
「茜、待った?」
「ん~、ん~。」
「ちょっと茜、何してるの!」
「はっ!梢、いつの間に来てたの!?あなどれないわね、流石私の親友!」
「はっ!私は忍者か何かかっつ~の!」
親友の梢は同じクラスで髪型は長いストレートの黒髪、色が白くて見た目はクールビューティーと言う感じ。
でも蓋を開けるとノリがいい面白い奴。
ちなみに彼氏はいない。
「あんたを呼び出したのは他でもない!」
私の真剣な目に梢もびっくりしているようだ。
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