第2章 仲間そして強敵

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『眼鏡は外してもいいんだけど…なんか顔の印象が変わる物ってないかな?』 二人は同時に首を傾げた。 『顔の印象が変わるもの?』 『んー晃先輩難しいこと言うね…』 うーん困った…二人は眼鏡を返してくれる気配はないし… 『あっじゃあ俺の眼鏡は?』 っと言って戒莉の物らしい赤い縁眼鏡を渡された。 『あぁいいかも…』 閃莉もうんうんと納得しているようだし仕方ないこれをかけるか…。 『サンキュ…』 オレは眼鏡を受け取りかける。 うん度はないみたいだ伊達か…ちょうどいい…。 『どうかな…?』 『うわぁこっちの方がさっきより全然いい!』 『うん印象も眼鏡かけてない時とは変わりましたよ!』 うん…これなら平気だ…と思っていたら… 『後は髪の毛…ボサボサ…』 『だね…』 せめてとかさないと、と二人で言う。 いやわざとだから…。
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