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『眼鏡は外してもいいんだけど…なんか顔の印象が変わる物ってないかな?』
二人は同時に首を傾げた。
『顔の印象が変わるもの?』
『んー晃先輩難しいこと言うね…』
うーん困った…二人は眼鏡を返してくれる気配はないし…
『あっじゃあ俺の眼鏡は?』
っと言って戒莉の物らしい赤い縁眼鏡を渡された。
『あぁいいかも…』
閃莉もうんうんと納得しているようだし仕方ないこれをかけるか…。
『サンキュ…』
オレは眼鏡を受け取りかける。
うん度はないみたいだ伊達か…ちょうどいい…。
『どうかな…?』
『うわぁこっちの方がさっきより全然いい!』
『うん印象も眼鏡かけてない時とは変わりましたよ!』
うん…これなら平気だ…と思っていたら…
『後は髪の毛…ボサボサ…』
『だね…』
せめてとかさないと、と二人で言う。
いやわざとだから…。
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