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『だっていきなり雪鵺様との会話に割り込んだり今だって怪我させたし…』
『あぁ大丈夫ですよこれくらい…それにオレ雪鵺って人苦手だから…』
オレがそう言うと漓乙は驚いた顔をした。
『なんでっ…雪鵺様は尊敬出来るお方です。いえあのお方は僕を助けてくれた―。』
『助けた?』
それは入学式の日―。
悲劇は起きた。
『ここが紫水学園…凄いこんな所初めてだ…』
僕は初めて見る学園の風景に見とれていた。
すると…
『おっ可愛こちゃん発見ー♪』
『えっ…?』
『おぉ新入生か??』
誰だろこの人達…先輩かな?
『ねぇ君新入生だよね?』
『あっはい!』
『よかったら式場まで案内しようか?』
丁度僕は学園の風景に見とれていて道に迷っていたから素直に…
『お願いします!』
と答えた。
それが間違いだった。
ついてく間におかしいなとは思った。
けど何も言わなかった。
そしたら…
『着いたよ』
『ここ何処ですか?』
『楽しい楽しいパーティー会場さっ』
『えっ?』
そう言うと同時に僕は口を塞がれて意識を失った。
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