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『逃げるぞっ!!』
『あぁっ…』
と二人の男が逃げようとすると…
ガシッ
『待てっ!!お前らは先生の所に自首しに行け…後できちんと確かめに行くからな!』
『『はっはいぃ;』』
と言い焦って走って行った。
『大丈夫か?』
『はっはい…うっ…ぅ』
相手の言葉に返事をすると安心して涙が溢れた。
助かった…助けてくれた。
嬉しい、あぁ助けてくれたあの人はとても綺麗な翡翠の瞳―。
一生あの人について行こうと決めた。
それが雪鵺様との出会い。
『そんな過去があったんですか…』
オレは静かに話を聞いていた、相手の話を聞いているととても可哀想で相手の存在がとても儚く見えた。
『だから…だから僕は雪鵺様について行く!』
『はい…漓乙さんの話でわかりました貴方にとって雪鵺さんはとても大事な存在だと…』
オレは微笑みながら話した。
『だから雪鵺様はあげないから!!』
『…え?』
なっなんだって?
『…あげない』
『いやいやいらないですから;オレはあの人苦手ですから…;』
はぁまだまだ波瀾万丈な予感…だな。
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