001:ユウとミウ

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「え?」 彼女はたしかに「うん」といった。 「付き合ってくれるのか………?」 「うん」 彼女は確かに今、うなずいた。 顔を縦に振った!!うんって言った!! はぁ!?う○こなんて言ってねえよ!! この瞬間、あの華丘美羽は俺の彼女になったんだ……! ………い、一応確認しよう。 「あの……は、華丘?うんってことは……俺の彼女になるって事だぞ?」 「うん。みう、こうらの彼女」 その瞬間華丘美羽は、何一つ感情を表に出したことがなかったあの華丘美羽は 初めて可愛い天使のような笑顔をして、そう言ってくれた。 誰も見たことがない、その笑顔を。俺だけに。 ドキューーーーン!!! K.O!! 可愛すぎる!!! そんな顔ができるのか! みう、こうらの彼女 だってお!!!!プギャァァァッァァァ!!!!!! 「こうら、嬉しいの……?」 華丘美羽の言った事を頭で繰り返し、嬉しさと照れ臭さで思わず笑みが零れた俺(はたから見ればどうみても変態)を見て可愛く首を傾げてそう尋ねて来た。 「そりゃ嬉しいに決まってるさ!!ずっと好きだったんだから!!」 「……そう」 彼女は顔を俯かせて、どこぞのエ〇ァパイロットを彷彿とさせるように呟いた。 ………ってあれ!?あれれ? イケメンの木村にどんなに甘い言葉囁かれても、何も変化がなかった華丘美羽の頬が……赤く………。 「て、照れてる……のか?」 華丘美羽は顔を俯いたまま目をきゅっとつぶって、返事の代わりに恥ずかしそうにこくこくと二回小刻みに頷いた。 ……可愛い。 一生大事にする。離さない。 「ありがとう華丘!!こんな俺だけどよろしくな!!」 華丘美羽はその小さな手で俺の服の裾を掴んで、俺を見上げる。 そしてとどめをさされる。 「こうらとみう、もう恋人…同士……。だから…華丘…いや。 みうって……呼んで?」 ホデュアッ
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