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６月８日、秋葉原はいつものように独特の活気に満ちていた。
ゲームを買いに来た人、
電化製品を買いに来た人、
オタク、腐女子、外国人…
様々な人で溢れていた。
俺と彼女(Ｓ)は二人共いわゆる『オタク(Sは腐女子だが)』であり、デートで秋葉原に行くことも少なくなかった。
二人でお気に入りの店を物色…
オタトークに花を咲かせ、ホコ天を歩く…
それが俺とＳとっての秋葉原での日常だった。
あの日そうだった。
｢よっし、買うものは一通り買ったし飯でも食わねぇ？｣
｢今回の収穫はでかいww
ご飯かぁ…何食べようか！｣
二人で今日の戦果に満足し、飯の相談をしていたときあの事件は起こった…
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