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「みなさんはご覧いただけたでしょうか!?あの少年の勇姿!!
見れなかったという皆さんの為に、リプレイをご覧くださ・・・・ってなにやって!!アッ、カメラをどうするんですか!!」
一人の男が無言でカメラを奪うと床に叩き付けて破壊した
「任務 完了」
ボソリと呟くと、本部の機械類に向かい銃を発砲して今回の録画用のテープを破壊した
「ちょっと!!!なんて事するの!!責任者呼びなさい!」
怒鳴りつける、アナウンサー・・そして男は無表情に
「責任者 リーダー」
そう言って、指さした先には壇上の男子学生に行き当たった
「ふざけてるの!?あんな子供・・・・なに?付けろって?」
男は黙って差し出したイヤホンみたいなものをつけるように進めた
アナウンサーはそれを付けると、男に壇上の方に向くように促される
「なんだって・・・・
え?」
一瞬で顔色を変える・・・そしてイヤホンから漏れた声と壇上の少年の口の動きが同調したのだ
『向かいテラス先の100M先の屋根だ!!人数は3、逃がすな!!』
騒がしい会場の中でも、最後の逃がすなという言葉だけはイヤホンを通さず生で聞こえた。これは紛れもない真実だ
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