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永すぎる独りの夜に
ただ聞こえるのは
降り止まない雨の音色
規則的な秒針の音
見えるのは
窓の景色と 僕の部屋
君がいないだけでこんなに
広く寒いと感じるなんて
一人でも生きられる と
過去の僕は背伸びして
無理して大人に見せたけど
まだまだガキな僕だから
寂しくて
切なくて
君を想い
したのは沢山の後悔
あの時にもし
君の手を強く握っていたなら
こんな馬鹿みたいな後悔も
しなくて済んだのかな?
伝えたかった言葉が
届けたかった想いが
まだ両手に抱えきれないほどあるから
伝わらない言葉を
届かない想いを
雨雲に乗せて 君の元に降らそう
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