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「いらっしゃいませ~・・・あら、成美ちゃん?」
このどこか間の抜けた声の主はこのアイスクリーム店で働いているアルバイトの本城さん。
ちなみに年は・・・
直後成美の頬に鮮血が走った。
何が起こったか成美にはぜんぜんわかんない。
「成美ちゃん・・・ちょっと黙りなさい、『死にたくない』ならね?」
コーンを構えながら本城さんがいう。どんなスピードで投げたらコーンが弾丸になるのだろうか?
・・・俺・・・何もしゃべってないっていうか・・・声なくしてるんスけど・・・
「成美に何するんですか!!」
アイが怒る。俺の頬の手当てしながら・・・めちゃくちゃ早い。
「あら~?」
今アイに気づいたように本城さんが声をあげる。
「成美ちゃん・・・浮気?」
もう年上嫌いだぁぁぁ~~~~~~~!!!
~事情説明~
(アイを通訳として)
「な~んだ・・・香澄ちゃん彼女じゃなかったの?」
「成美は私の彼氏っ!!」
「へぇーそうなの?」
ちがぁぁぁぁう~~~!!!
~さらに事情説明~
《アイを通訳として》
「・・・で、最終的に誰が成美ちゃんの彼女?私?」
「冗談じゃなかったら張り倒しますよ?」
ああああああああああ!!!
~さらにさらに事情説明~
【アイを通訳として!】
もういいわぁぁぁ~~~!!
結局成美は自分で文字を書いて説明しましたとさ
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