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「ふむふむ・・・香澄ちゃんは幼馴染で・・・アイちゃんが遠い遠い・・・親戚?
うわぁぁ・・・めちゃくちゃ怪しいわね?」
成美の書いたことは一切信じようとしない本城さん。
『俺の信用はゼロですか?』
いちいち紙に書いて突っ込むのは正直言って面倒ですね。
「はっ!男なんて信用できるわけないでしょ~?男の80%は嘘で出来てるって死んだおばあちゃんが言ってたような~言ってなかったようなぁ~?」
『どっちですか!?ていうかおばあちゃん何者っ!?』
「うんうん。そうがんばって突っ込むのは面倒だと思うからもう信じてあげるわ~・・・私も付き合うの面倒だし?」
今確実に本音出ましたよね。この人の。
「こら!本城!仕事しろテメー!」
と怒ってくれたのは店長の村上さん。俺がしゃべれないのをいいことにたまに仕事のできない部下(ほとんど本城さん)の愚痴を聞かせてくる。
俺の周りにはまともな大人が居ませんね・・・楽しいからいいけど
「わかりましたよ~店長・・・ご注文はお決まりですか?」
「成美決まった?」
黙ってたアイが声をかける
さっきまで椅子に座って暇そうに足をぷらぷら揺らしていた。
ごめんな・・・・アイ・・・
ふふふ・・・アイ・・・俺は香澄に無理やり何度もつれてこられてる常連だぜ?
「自慢になってないよ成美?」
う・・・まぁいいや俺のはいつのもって言ってくれ
「うんわかった!じゃぁ私は・・・カルピス!」
え・・・?そんなのあったっけ!?
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