4月1日 曇りのち晴れ

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「だから、私はロボットだから正式名称がとっても長いの。それとも正式名称で呼んでくれるの?」 いまいち信用できないな… 「そんなこというなら胸に耳当てて心音聞いてみてよ!」 え…ちょっと待て待ってあ゛あ゛あ゛あ゛!!! - 自重 - 「ね♪聞こえなかったでしょ!」 何ぜかうれしげなこの子 ハイ…認めます…… 彼女の力は意外に強く、運動もろくにしてこなかった成美はようやくヘブンから生還…ロボットと認めないだけでこのようなことが毎回起こるとなると認めざるをえない… うーん…名前か。 だいたい君はどんな名前がいいの? 「ああああとかはやめてね、ラスボスでテンションがさがるから。」 ラスボスでないから! 「とにかく、変な名前はやめてね。」 本気でいやな顔をしてるので、真剣に考えることにした。 …出てこない!名前なんてそう簡単につけていいものじゃないからだ。 「ワクワクドキドキ♪」口でそんな擬音をいいながら、彼女がこっちを見ている。普通にかわいいと思ってしまう成美。 ますます出てこない! - 30分後 - …アイ…でいいかな…? 「うん!」 この名前で気にいったらしい…成美は自分のネーミングセンスを疑いながやっと一息できそうな予感がしてきた。
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