第5章

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場面は変わって北上SIDE 北上は自室の入り、ベットにバタリと倒れ込んだ。 美奈「はぁ」 昨日、私が気を失ってから清子達が私を起こしてくれたけど、テケテケの姿は無いしあったのは血と何かの燃えカスと割れた窓とテケテケのハサミとテケテケの下半身だけ。 美奈「あれは一体……何だったんだろう」 私が気を失う直前に見た、あの黒い影は一体何だったんだろうか。 私が殺されていない、そして私のではない血がある。 つまり、あの影の主がテケテケと戦って助けてくれたんだ。 北上は毛布を握り、唇を噛んだ。 他の四人に聞いてもテケテケも見てないし、黒い影も見ていないと言っていた。 私達、五大陰陽師家の力量は今の時点では殆ど同じだ。 私はテケテケに惨敗した=あの黒い影は私達の誰よりも強いのだ。 あの戦いで学んだ事、それは私達はまだまだ未熟、もっと修業しなくてはならないという事。 北上は起き上がり刀を持って部屋から出て行った。
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