第6章

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ぶるぶる「ったく、家まで長いんだよ」 とぼやきながら、ぶるぶるが下を見ながら歩いていた。 警備員「おい、そこのお前」 懐中電灯を持って、おそらく見回りをしていた警備員に呼び止められた。 ぶるぶる「ん?俺か?」 警備員「お前以外に誰がいる、一体何者だ」 ぶるぶる「俺はぶるぶるだ」 警備員「そんな名前があるか、本名を言え」 ぶるぶる「はぁ~、これだから人間は面倒なんだ」 そう言いながらぶるぶるは拳を握った。 警備員「がっ!!」 ぶるぶるはその拳で警備員の腹をなぐり、警備員は両手で腹を押さえ気を失った。 ぶるぶる「まぁ、こういうもんだ」 警備員2「おい、そこのお前!!無線で会話は聞いていた!!お前を不法侵入の現行犯として警察に連れて行く!!」 ぶるぶる「…………やれるもんならやってみろ」 ぶるぶるは鎖を解いて木箱を地面に置き、木箱から銃を一丁取り出した。 ぶるぶるはドンッという銃声と共に警備員2の足を撃ち抜いた。 警備員「う、うわぁぁぁ!!」 警備員は撃たれた場所を押さえ苦しみながら倒れた。 ぶるぶる「無線があるんだろ?それで仲間でも主人でも呼べ、こっちはハサミを貰えればいいんだ」 そう言ってぶるぶるは木箱にドカッと座った。 警備員2「ぐぅ、玄関近くで不審者に足を撃たれた!!不審者は名前をぶるぶると名乗っている!!至急、応援を頼む!!」 そして、10分後ぶるぶるの周りに大勢の警備員が集まった。
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