第6章

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ぶるぶるは北上に向けて銃声は一つに対して2発撃った。 美奈「くっ」 美奈は刀でなんとか銃弾を逸らした。 ぶるぶる「おーさすが五大陰陽師家の一角、こんなちゃちなもんじゃ無理か」 そう言いながらぶるぶるは銃を木箱にしまい立ち上がった。 ぶるぶる「じゃあ少し本気を出してやる、攻の型 一形(氷刀)」 ぶるぶるの手を氷が覆いそこから氷の刃が出た。 美奈「そんなもの!!くらえっ!!《三日月》!!」 美奈は三日月で斬撃を飛ばした。 ぶるぶる「この技はもう見飽きた」 ぶるぶるはバンッという音共に氷刀で斬激をたたき落とした。 ぶるぶる「この程度か?お前の先祖はもっと強かったぞ?」 美奈「あんた、私の先祖を知ってるの!?」 ぶるぶる「お前を助けたやつが戦ったからな、じゃあ今度はこっちから行くぞ」 美奈「くっ北上流 二ノ(新月)!!」 北上はさっきと同じモーションをしたが斬激は出なかった。 ぶるぶる「ちっ!!縛の型 一形(氷壁)!!」 ぶるぶるは片手を地面に着き目の前に氷の壁を出した。 ガギンッという音がしたと同時に氷壁に何かに切られたような跡が付いた。 ぶるぶる「モーションは三日月と変わらないが斬撃が見えないため相手に不発と思わせる技、新月。最初やられた時、あいつくらってたな。フフッ、懐かしいな」 ぶるぶるはパチンと指を弾き壁をただの水にした。 ぶるぶる「じゃあ、あらためて行くぞ」 そしてぶるぶるが走り出したと思った時にはもう北上の前に迫っていた。
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