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物凄く驚いた―…。
真後ろに
変な人間が居たから―…。
『って近っ!』
私は率直に、現在の感想を述べた。
その人物は…
人物…?
いや、まぁ其処への意見は後にしよう。
私は目の前の物体を、ひとまず
そう、ひとまず
人間と認めよう…!
その人物が近いのだ。
真後ろにいたのだ…。
緋い目をした、長い黒髪の人間…
男か女か不明。
背丈は、私よりは弱冠高い。
ざっと私から見た、観察結果はこんなものだ…。
『誰…?』
うん、我ながらナイス質問。
マジで誰?
しかし、目の前の人物の反応は
『?』
ご丁寧にはてなマークを浮かべ、挙げ句の果て
首まで傾げやがった。
…見ず知らずのコイツを、私がかばってやる必要は 皆無 なのだが…
雰囲気的に、コイツは日本語が理解出来てないものと思う。
つくづく私は良い奴だ。
私は少し後退し、相手を見た。(とゆうより、威嚇)
したら、コイツ…
私が下がった分
近付いて来やがった。
恐らく私がダッシュで逃げても
コイツは私が逃げた分だけ付いて来るだろう。
あくまで仮定だが。
長く重い沈黙…
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