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「おい、お前聞いたかよ。今年は五大貴族が三つも被ってるらしいぜ」
「まじかよ、俺達運がねぇなぁ。一年に一人居るか居ないか位の割合なはずだろ」
「それでどこの貴族が居るんだい?」
「さあ、そこまでは知らないな」
「「使えねー」」
「ひど!!」
「あっ、あれは!!」
「ヒーヒッヒ、私は五大貴族の一つー大地ーの跡取り息子。そう「ドッッッッカーーーーーン」
突然の閃光と共に生徒達の目の前に物体が不時着した。
「ハッハッハッハーハーハーハハッハッハッハハッハッハ」
奇妙な笑い声と共に一人の男の姿がそして…
「私の名は木崎磨恭、愛情たっぷりにー恭様ーと呼びなさい」
少女漫画並みのキラキラ笑顔で笑いながら自己紹介を済ませた恭様はそこで「ふぅ」と一息入れて。
「えー、それでは今からクラス分けを始める。良い子にして一列に並ばないと私のプロマイドをあげないよ」
と言って財布の中からプロマイドを出す。
「「「「「いらねーよ!!!!」」」」」
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