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「なぁ岸部、ここが何両目かわかるか?」
岸部は傷をハンカチで拭きながら答えた
「えぇと・・・確か、1両目」
「あんがと、じゃぁ下って行くか」
宏輔が足早と歩き始めた
「お、ぉぅ」
岸部はふらつきながらついて行った
(大丈夫かな・・・)
2人は6両の内3両目まで探した
「みんな死んでたな・・・」
岸部が言った
「あぁ」
宏輔は暗い声で返事した
「最後の両を確認するか!」
しかし岸部が大声をあげた
「いやまて!なにか動いてる!」
椅子の影でなにかがうごめいていた
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