仲間

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「宮原・・・」   『こいつは宮原、俺の学校の生徒指導の先生だ。はっきり言ってこの先生は苦手だ。この前も頭髪の事でもめた』   宮原の下半身は椅子で挟まれていた   出血もひどい   「・・・・・・・・・・・くれ」   「え?」   「たす・・・・けてくれ」   かすれた声で助けを求めてきた   「あ、はいッッ!」   しかし椅子はびくともしない   宮原の苦痛の声が頭に響く 「おい、宏輔」   岸部が後ろで制止した
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