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「そんなっ」
突然の一言に宏輔は驚愕した
「そいつは助かりっこない」
「で、でも!治療したら助かるかもしれない・・・」
岸部が怖い顔で睨みつけてきた
「そいつは治療しても助からないッ!!
それに、昔こいつのせいで俺は恥ずかしい思いをした!
みんな憎んでた!お前も憎んでたんだろッ!?」
「ッ・・・・」
宏輔は反論できる言葉がみつからなかった
旅行中遊ぶつもりだったのかバットが転がっていた
バットには名前が書いてあった
「悟史?まぁいいや。ちょうどいい、これで楽にさせようぜ」
「・・・・」
宏輔は黙ったままだった
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