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2人はそっと4両目に入った
「あまりみたくないな・・・どうせ死体だらけなんだろ・・・」
「あれ?」
先に入った岸部が拍子抜けな声で言った
「ど、どうした?」
後ろから宏輔が覗いてきた
そこは今までの車両とは違い綺麗に血が拭かれ、死体が奥に並べてあり、ろうそくが数本たてられていた
そして奥は車内がひしゃげて進めなかった
「誰がやったんだ?気味が悪い・・・」
宏輔が口を押さえて言った
「違う、何かが違う・・・」
岸部が死体に歩み寄った
「こいつなんか・・・・」
すると突然死体が倒れてきた
「うわッ!こいついきてるぞ!!」
岸部は後ろに倒れた
「き、岸部・・・ま、回りを見てみろ・・・」
岸部は宏輔の言わされるがままに辺りを見渡した
ん
「ッッ!!!」
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