†最強だった少年†

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先程の会話に出てきた、【刻印】、【魔法】について、この世界は科学と魔術等によって出来ている。 そして、全ての人間には魔力があり、その魔力を使い沢山の魔術を発動出来る。 そこで、先程言った【魔法】は魔術とは威力が違い、魔術が一人の魔力で出来るのに対して、【魔法】は最低二人以上の魔力が無いと発動すらままならない。 しかし、極稀に膨大な魔力を持った人間が一人で【魔法】を発動させて、使う事が出来る。 だが、この世界で【魔法】を一人で使えるのは、片手程しかいない。 これが統夜にも当て嵌まり、それが、余りに凄すぎて学園長は驚いていた。 【刻印】について、これも【魔法】と同じく、とても稀な物である。 元々、上級魔族が使用しており、人間が使用する事は不可能とされていたが、これも極稀に使える者がいるらしい。 今現在、【刻印】を使用できる者は、やはり、片手程しかいない。 「少年…、おぬしは一体何物じゃ?」 学園長は驚きながらも訊いた。
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