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統夜は感心したのか、少し驚いた顔して、オッサン達を見下しながら口を開いた。
「へぇ………、その名が世界の中心である王都の…、ましては、こんなチンピラにまで知れ渡っているとはな……、でかくなったもんだな」
統夜はオッサン達にゆっくり歩み寄った。
カッ
ビクッ!!
「ヒィ!?」
カッカッ
ザザッ!!!
「来るな!!」
カッカッカッ
ザザザッ!!!!
「化け物!!!」
統夜が一歩ずつ、歩む度にオッサン達は路地裏に引いて行く。
そして……………
「あっ………たす…け……て……………………………………………………………ぉね…が……ぃ…」
元々、オッサン達が居た場所に、服が引き裂かれ、肌をあらわにし、目の焦点が定まらない瞳で統夜に助けを請う少女が居た。
「…………チッ」
統夜はその少女を見つめ、軽く舌打ちをした。
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