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「てめぇら、こいつに何をしていた?」
ビクッ!!!
統夜はドスの効いた声で、オッサン達に訊いた。
「それは!!…」
オッサン達は統夜にビビりながら、答えようとするが、はっきりと答えない、否、それを答えたら命に関わると感じたからだ。
「こいつに何をしたかって、聞いてんだ!!!答えろ!!!!!」
『ヒィッ!!!!』
統夜は殺気を強くして、オッサン達に怒鳴った。
ジョロロロロ
すると、オッサン達は失禁していた。
ビクン!ビクン!
中には、泡を吹いている奴や気絶している奴、あわよくば、痙攣している奴もいた。
「フン!ゴミ屑が!」
統夜はそう言い捨てると踵を返し、少女の元に歩み寄った。
「オイ!大丈夫か?」
統夜は少女の元に辿り着くと、さっきの声とは正反対の優しい声で口を開いた。
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