†最強だった少年†

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「解っとるわい!」 学園長も統夜に聞こえるように大きな声で返事をした。 「よし!それじゃ、出しますか」 統夜は少し微笑み、【力】を出すことに専念した。 「1st・LIMIT・解除」 ゴオォ 統夜がそう言うと、纏っていた風が暴風と共に部屋の隅々まで充たされた。 「ヌォ!」 学園長はあまりの威力に呻き声をあげた。 「スゥー、ハァー……、なんだか、面倒だな…、ジジイ!今から、一気に全力出すから気をつけろよ!」 統夜は徐々に【力】を上げるのに痺れを切らして学園長にそう言った。 「なんじゃと!!」 学園長は暴風に耐えながら、そう叫んだ。 「2nd、3rd、4th、5th、LIMIT・解除!」 統夜がそう言うと、統夜の周りが輝き部屋が真っ白になった。
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