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シーラ「??ここはアスパ草原だぞ。」
アゲハ「何か建物とかないの?」
シーラ「少し離れたトコに宿屋がある。」
…宿屋?私の住んでいた街には宿屋なんて店はないけど??
シーラ「お前よそ者か?」
アゲハ「うん。」(多分…ね。)
シーラ「じゃあ何処から来たんだ?」
アゲハ「…分からない。私どうやってここへ来たんだっけ?」
シーラ「はぁ?」
ボワン 急に煙が上がりその中から妖精(?)が現れた。
「私の名前はシャラルあなたは違うトコから来たのよ?」
アゲハ「なんでアナタが知っての?てかなんでいきなり??」
シャラル「私がこの世界の所有者だからよ。私は新しい物語を作ってもらう為にアナタに本の中に来てもらったの♪」
この世界の所有者…??
アゲハ「どういう事??」
シャラル「アナタは違う世界から来たの、これからアナタなりの物語を作ってね♪後、私が居る間はここの住民の動きは止まるからね?」
私は横を見てみる。
シャラルが言った通りシーラはピクリとも動かずとまっている。
シャラル「んじゃ。私は気まぐれで出てくるから、またね~♪」
アゲハ「あ、物語を終わらせる方法は…」
私が言い終わる前にシャラルは居なくなっていた。
シーラ「お前何処から来たんだ?」
アゲハ「…遠いトコ」私は答えた。
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