宿屋へ

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アゲハ「30円くらいならあげるよ?はい、ど~ぞ♪」私は三人にお金を渡した。 「姉ちゃん太っ腹だな!そんな大金を見ず知らずの人に渡すなんてな~。しかも30円くらいってよほど金持ちなんだな!」店長らしき人が言う。 「ありがとう!」三人は私に礼を言う。 シーラ「いいのかよ!そんな大金…」 アゲハ「30円てそんなに大金だっけ?」 ボワン― またシャラルが現れた。 シャラル「30円はあなたの世界で言うなら30万円よ?この世界ではアナタはお金持ちね♪」 アゲハ「じゃあ一円は一万円って事?」 シャラル「ま、そうね?」 アゲハ「じゃあ私の世界での100円はこの世界ではいくらになるの?」 シャラル「0.1円かしら?」 アゲハ「そんなお金あるの?」 シャラル「ないわね。通常この世界にあるのは普通で1円と5円だけだもの♪二桁以上になるとそ~と~のお金持ちって訳!」 アゲハ「私この間お小遣貰ったばかりだから五万円ほどあるけど…?」 シャラル「きゃ~、お金持ちね♪んじゃ!」シャラルは棒読みで答えて消えていった。 アゲハ「本当気まぐれ…。」 「なぁなぁ、お前俺達の仲間にならないか?」背の低い子が言った。 「ええ考えやな!どや、あんさんがええならわい、かまへんで!」背の高い人が言う。 「どうかしら?さっきの借りもあるし…。」女の人も言う。 アゲハ「…。」私はシーラの方を向く。 シーラ「俺は構わねぇけど?」 アゲハ「ありがとう!私、アナタ達の仲間になる!」 「はい決定!俺の名前はソラ!」背の低い子=ソラが言う。 「私はミナヤ♪」女の人が言う。 「わいはカイや。よろしゅーな!」背の高い人が言う。 アゲハ「私は…アゲハ!この子はシーラちゃんよ♪」 シーラ「ちゃん付けすんな!」 ソラ「じゃあ俺達は今日から仲間だ!よろしくなアゲハ♪」 ソラ、ミナヤ、カイが仲間に加わった。
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